【日本語】TORAIN®



 



 


TORAIN は疎水性防水膜を備えた機能素材、

高耐久目止めテープ、

自社縫製技術が融合した防水透湿性を備え、

耐久性を追求した高耐久アウトドアウエアです。



一般的な防水透湿ウェアは

防水膜として使用する樹脂膜の脆化のため

数年で劣化し廃棄している状況です。

「高機能な防水透湿製品をもっと長く着たい」との思いから

加水分解しにくい生地・シームテープを開発し

自社縫製技術を用いて製品化を実現。

10 年相当の着用に耐える製品。

それがTORAIN®












加水分解とは、汗や雨、空気中の湿気などの水が化合物に作用して起こる分解反応です。一般的な防水透湿ウェアが防水膜やシームテープに使用する樹脂素材は、耐摩耗性や耐水性に優れますが加水分解を起こしやすい素材です。加水分解が起こるとボロボロになって剥離したり表面がベトつくようになり、加水分解を起こした化合物は別の分解生成物になり元に戻すことはできません。TORAIN®はそれらの問題に対し、最先端技術を融合することで、より長いサイクルでの着用を可能にしました。










独自の疎水性多孔膜・コーティングにより、高度な防水透湿性を実現するとともに、

加水分解を起こしにくく耐久性があり、より長い期間製品を着用することが可能。



シームテープは加水分解に強い高耐久素材の疎水性無孔膜、ホットメルトを使用。

シームテープまでこだわることで、アウトドアウェアなど製品として高い防水性、耐久性を実現。







TORAIN®の高耐候性能は一般的なアウトドアウェアの製品寿命に比べより長く使用することが可能。











TORAIN®の生地・シームテープの耐久性検証のため、樹脂膜の劣化を計測する劣化促進試験「ジャングル試験」を実施。

■ 試料を高温(70℃)高湿度(95%RH)の容器に封じ込め、人為的に製品の樹脂膜の劣化を促進。

■ ジャングル試験における1週間は、1年間に相当。試験は10週間実施。1週間の試験ごとに選択を実施して、より劣化を促進。


ジャングル試験10週間実施後サンプル



 









 











1着の製品をより長く着ることは
ゴミを減らし
新たに製品を生み出すための
CO2排出量を減らすことができます。
TORAIN®は高耐候性能の実現と同時に
環境配慮型の素材や生産背景の活用により
環境負荷を低減し持続可能な社会に貢献します。


 生地のリサイクル化・バイオ化





リサイクル裏材を使用したシームテープ





環境配慮型工場の新設






TORAIN®を通して

わたしたちは、革新技術・先端材料の提供により、

世界的課題の解決に貢献します。